『ターシャ・テューダー四季の庭』の再々放送をNHK総合で見ました。8月末にハイビジョンで放送されたもので、視聴者の強いリクエストで再々放送されたものです(番組情報はこちら)。
ご存知の方も多いと思いますが、「ターシャ・テューダー」はアメリカの著名な絵本作家であると同時に、世界中のガーデナーを魅了するガーデニストでもあります。
家具職人の息子さんが建てたコテージの建築と同時につくりはじめたその庭は、30年を経てまさに「地上の楽園」。
番組では、1年間をかけたロケで、四季を通じて表情を変える彼女の庭の美しさを余すところなく伝えるとともに、ローソク作りや半日がかりのローストチキン作りなど、自然とともにある生活が描かれています。バックで流れる音楽がまたすばらしく、画面にぴったり。曲選びの方のセンスを感じます。
今年90才になるターシャが、番組の最後でこう語っているのが印象的でした。
私にはすばらしい息子や孫やお嫁さんたちがいてくれるから、大好きな庭と絵に打ち込めるの。怠け者かもしれないけど、この年なら許されるわよね。今が人生でいちばん幸せよ。
自分の人生が終盤に差しかかったときに、こういうふうに言えるといいですね。